NPO法人ともに生きる街ふくおかの会

2017年11月2日木曜日

北九州のなんでも相談会に参加しました!

 北九州市の多文化の子育て、教育、生活相談のイベントに参加(共催)しました!
 10月28日(土)、黒崎駅近くの「コムシティ」を会場に、北九州国際交流協会主催、とも生きの共催で、「外国人家庭・支援者・先生のための子どもの教育なんでも相談会&交流会」が開催されました。
 今回の試み、北九州国際交流協会でも初!となるものです。

 日本での子育て、就学、進学の相談はもとより、外国籍保護者による子育て座談会、行政通訳者、教育委員会の派遣通訳者、これから学習支援ボランティアを始める方などへの異文化子育て・交流に関する学習会、在留に関する相談会(弁護士さん、行政書士さん)など、さまざまな相談や交流が賑やかに実施されました。

 とも生きは企画段階からの情報提供、お手伝いに加え、当日はとも生きのメンバーが学習会、座談会、行政書士としての相談、そして多言語の受付など、積極的に参加しました。
 福岡市での就学・進路相談会では、高校進学についての具体的な相談から、大学進学や進路の相談、それに伴う家庭での対応や在留に関するものが相談の中心となっています。他方、北九州では、これから就学期を迎える子どもたちも多く、生活そのものに関するものも多くあったようです。
 また、こうした機会が少ないこともあって、当事者だけでなく支援者同士の交流も行われ、今後の多文化共生への課題の発掘と解決が期待される会となったように感じます。

 とも生きふくおかも、近隣地域の課題に学び、連携しながら今後も活動を進めていきたいと思います。
 相談会&交流会を支える人々の和気あいあいとした雰囲気からは、北九州国際交流協会が日頃からつながりを大切にしていて、今回、それが形になったと感じました。
 みなさん、どうもありがとうございました!

就学・進路相談会2017(第2回)が終了しました!

 10月29日(日)に今年度第2回の外国にルーツを持つ子どもたちのための就学・進路相談会が無事終了しました!台風が近づいていたため、開催できるかどうか不安もありましたが、雨もやみ、さわやかな日差しがこぼれる日曜の午後となりました。

 今回は初めてあすみん(福岡市NPO・ボランティアセンター)を会場に、ともいき会員、よるとも会ボランティア、通訳、学校の先生方のご協力をいただき、無事に開催することができました。ご協力いただいたみなさまには、心より感謝申し上げます。
 参加者や相談内容についてここで簡単にお知らせいたします。

①参加者数
 相談者は5組14名、一般参加者(教員)1名、通訳者・支援要員(福岡市日本語指導教諭ほか)及び本会会員等28名の総勢43名の参加がありました。
②相談内容
 具体的な高校進学に関する相談がありました。まだ日本語が十分でないため、受験勉強に対する不安や、自分に合う学校選択についてどのようにすればいいかという悩み、進学後の奨学金申請・受領の可能性やアルバイトの可能性といった経済的なことも挙げられました。また、日本の中学校を卒業したけれども高校に進学しなかった既卒の子どもの高校進学についても相談がありました。
③運営面
 今回は今年度2回目ということもあり、来場も緩やかでした。そのため、じっくりと相談ができたという点が良かったかと思います。
④参加者の反省・感想(例会等の機会に改めてご報告します)
 8月の相談、さらに今回の相談を通し、子どもの進路を真剣に考え、支えてくれる人々がいることについて外国人保護者の理解が深まった点がよかったという声がありました。また、学校だけでは分からない、保護者の気持ち、子どもの気持ちが分かって良かったという感想もありました。
 受験に関わらず、生活全般に関わることで分からないことがあるので、相談の機会がもっとあればいいと思う、といった相談会が多様な場面で複数回開催されることの意義についてもご意見が出ました。

 今年度の相談会は今回が最後になりますが、来年度も続けていきますので、ご協力、ご参加どうぞよろしくお願いいたします。

タイ・ペッチャブーンだより(第2弾!!)が届きました!

 6月にともいき会員で、現在はタイで日本語を教えていらっしゃる田籠さんよりいただいた、タイ・ペッチャブーンだよりをご紹介しましたが、今回はその第2弾です!!
 ちょうど、就学・進路相談会2017(第2回)を開催していた10月29日(日)にいただきました。活動の日に、ともいきのことを思い出して書いて、送ってくださったことに嬉しく思います!

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 前に便りを出してから、少し間が空いてしましました。今日まで夏休み、明後日(10月31日日)から新学期が始まります。
 1学期の間、実に色々なことがありました。その一つは、たくさんの行事です。「タイの行事は盛りだくさん」です。ここまでを振り返って、思ったことを綴ってみたいと思います。

 色々ありますが、ここに来てよかったと思っています。色んなことを振り返ったり、確認したりする機会が与えられました。

 前期終わりの頃の私は、よくイライラしていました。それは、この国の悪く言えば無計画な、よく言えばおおらかな体質に振り回されていたからでした。
 例えば、日本語コンテストというものがあります。日本語でのスピーチや1枚の写真より文を作る部門、硬筆や辞書早引き競争などもあります。このコンテストの日程がころころ変更になったり、出場者が変更になったり、そのたびに新しい原稿を書いたり、連絡をしなおしたり、振り回されるのですが、日本社会の枠組みの中で、「ねばならない。」と思い込んで生きてきた私には、辛いことでした。日本のこのきっちり感は、非常によいところでもあり、人によっては、息苦しさを感じるところなのかもしれません。

 さて、外国人として暮らす私には、時々困ったことがあります。
 その一つは、ご飯を注文する時です。時々タイ人の先生とご飯を食べに行きます。「何にしますか?」と、聞かれます。気を使って何を食べますか?と聞かれているんだと思います。しかし、メニュー表は、タイ文字表記、英語も写真もこの町のメニュー表にはありません。じっと見て、知っているタイ文字を見つけ注文しますから、毎回同じものを食べます。
 そんな時、なるほど・・・・と思うことがありました。数校が集まって、日本語を学ぶ。日本語キャンプの時です。生徒たちの活動中、先生たちは、休憩。飲み物を注文することになりました。またしても、何にしますか?と言われて、メニュー表と格闘していた時、他校の先生から声をかけられました。

「センセーは、何にしますか?私のおすすめは、○○です。でも、コーヒーもあります。」

 こういわれると、注文しやすいですよね。もちろん、おすすめにしました。「あなたは、何にする。」日本でも、こう言われて、困っていた子たちが、いたんだろうなと思いました。

 もう一つだけ、学ぶってこういうことなのだ。と思うことがありました。
 5月末から、卒業生に日本語を教えていました。本題に入る前に、タイの中等学校は、5月はじまりの2月末終わりです。3月と4月は、学年間の休みです。しかし、大学の始まりは、8月か9月です。その間学生は、アルバイトをしたり勉強をしたりするそうです。そして、彼は、中国人の先生が赴任するまで、もうひとりの女の子と中国語の授業を担当していました。こんな風に、卒業生が先生をします。

 では、本題です。世の中には、語学習得能力にたけている人がいるものです。
 彼は、あっと言う間にひらがな、カタカナを自学習得し、「みんなの日本語」が読めるようになりました。2か月ほど学習した時には、簡単な会話は、できるようになっていました。そんな彼がバンコクに行く事になりました。バンコクに行って、日本人と話がしたいと言います。

「できますか?日本人は私を怖がりませんか?」

 というので、魔法の言葉を授けました。

 それは、「私は日本語を勉強しています。」

 この作戦が成功して、たくさんの日本人と話ができ、友だちにもなったようです。(日本人のひとのよさに付け込んでみました。この先、外国で、日本語を勉強しています。という人が近づいて来たらみなさん、要注意です。)
 その彼が言いました。

「以前、バンコクに行ったときは、後ろに日本人がいました。話したかった。でも、話すことはできなかった。今回は、たくさんの日本人と話ができて、私は、とても幸せです。」

 言葉を学ぶと生活が豊かになる。きっと、彼が見た、夕焼けは、うつくしかっただろうと思います。(江口いとさんの『夕焼けがうつくしい』という詩があります)何のために学ぶのか。習得した言葉で何を話すのか。(もちろん、個人の能力に差があるものの、)そのことは、言葉を習得するうえで、大変重要なことであることを再認識した1件でした。


2017年10月22日日曜日

11月から香椎浜発・多文化のまちづくり講座を始めます!

 香椎浜公民館主催、ともいき共催で、「香椎浜発・多文化のまちづくり講座」を11月より始めます。
 11月から3月まで、月に1回香椎浜で講座や交流が行われます。
 全部参加するもよし!興味のある会だけでもよし!の講座ですので、異文化間交流や多文化のまちづくりに興味のある方は、お気軽にご参加ください。

☆隔月で行っているともいきの例会は、次回以降、このまちづくり講座となります。

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香椎浜公民館主催・ともいき共催
~香椎浜発・多文化のまちづくり講座~

第1回(11/19)「多文化共生ってどんなこと?-地域の異文化間交流の意義-」
第2回(12/17)「暮らしで困るってどんなこと?-外国人の暮らしに役立つミニ知識-」
第3回(1/21)「日本語で困るってどんなとき?-見つける、分かる、協働、解決-」
第4回(2/18)「ミニ交流会」(地域に暮らす外国人住民、受講者、ともいき会員)
第5回(3/4)「地域発多文化交流会-香椎浜国際親善交流会-」
 ※香椎浜国際親善交流会(改称予定)に参加します。

場所:香椎浜公民館
時間:14:00~16:00(第1回~第4回)
 第5回の時間については、別途ご案内を差し上げます。

☆各回の講師や申し込みなどについては、案内チラシ(PDF)をご覧ください!

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2017年10月17日火曜日

「クールジャパン」と在留資格

ともいきの古城さんから、外国人の就労に関わる在留資格について情報をいただきましたので、お知らせします。

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職業柄(行政書士)、外国人の就職とそれに伴う在留資格の変更について、ご相談を受けることが多いのですが、この度、「クールジャパン」に関わる分野において就労しようとする留学生等に係る在留資格の明確化等について
http://www.moj.go.jp/content/001236657.pdf
の情報が、法務省より発表されていましたのでお知らせいたします

いままで、在留資格を得ることが厳しいと考えられていた分野についても言及されています。

これまでは、留学生に限らず、「家族滞在」で来日していたお子さんたちの進路として、専門学校という選択肢は、その後の就職とそれに伴う在留資格の変更を考えると、お勧めしにくいもので、「大学に進学して、就労できる在留資格を得てください」というご案内をせざるを得ないことが多かったのですが、この度の明文化により、専門士の取れる専門学校への進学でも、就労できる在留資格を得るための道が広がりました。

もちろん、だからと言って「専門士が取れれば何でも大丈夫」という訳ではありませんが、日本にいる外国人の子どもたにも、学力や興味にあった進路の選択肢が広がったように思います。
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この変更が、留学生や外国につながる子どもたちの幅広い進路選択につながるといいですね。

2017年10月12日木曜日

北九州でなんでも相談会を開催します!

 だいぶ秋らしい心地よい気温になったかと思えば、また暑くなったりとしていますが、お変わりありませんか。

 さて、ともいきは少しずつ活動を広げる試みをしていますが、今年は北九州国際交流協会と連携し、なんでも相談会を行います。
 北九州地域で、子育てや子どもの教育に悩んでいる外国につながる保護者がいらしたり、対応に悩んでいる教育関係者や支援に携わっている方など、相談もですが、みんなで一緒におしゃべりする感覚で是非ご参加ください。
 福岡市でわたしたちが開催する就学・進路相談会とは異なり、4本立ての企画になります!

〜〜外国人家庭・支援者・先生のための子どもの教育なんでも相談会&交流会〜〜
日時:2017年10月28日(土)13:00〜16:00(出入り自由)
場所:コムシティ3階 北九州市八幡西区黒崎3丁目15−3
①なんでも相談(通訳あり。英語・中国語・韓国語・ベトナム語・タイ語・タガログ語。やさしい日本語)
②子どもの部屋(参加者のための無料託児・予約者優先)
③先生・支援者・支援してみたい方のための意見交換会&勉強会
④外国人・国際結婚ママパパどうしの子育てカフェ

主催:公益財団法人北九州国際交流協会
共催:NPO法人ともに生きる街ふくおかの会、北九州市
後援:北九州市教育委員会、福岡県弁護士会北九州部会
協力:福岡県行政書士会、北九州市市民活動サポートセンター、JECK、八幡西生涯学習総合センター

問い合わせ:北九州国際交流協会 093−643−5931(日本語・英語)
E-mail:k-yano●kitaq-koryu.jp(英語・中国語・韓国語・ベトナム語・日本語)
※●をアットマークに変えてください。

案内パンフレット(PDF)はこちら

2017年9月15日金曜日

学校のLGBT(Q)について~読書案内~

○学校のLGBT(Q)について

近年、学校や教育現場でセクシュアル・マイノリティにあたる子どもや大人について話題になっています。文部科学省をはじめとする行政も教育上の課題として位置づけ、各種の通知やガイドラインを教育委員会や学校、教師に向け発信しています。

 多文化の子ども、大人(外国につながる子ども、大人)のみならず、同じくマイノリティに属する人々と「ともに生きる」社会を実現することは、私たちの会にとって重要な課題ですね。

 非売品ですが、学校のセクシュアル・マイノリティについて簡単なガイドを書く機会をいただいたのでご紹介します。本屋さんによっては無料で配布されているものですが、ネットでも読めるので興味のある方はご覧ください。

 「15分で読む LGBT(Q) -セクシュアル・マイノリティと教育、学校」
 『人文会ニュース』(第127号)